| 「SAVER」「TALES」の耐久性・メンテナンスについて |
「SAVER」「TALES」の使用部品につきましては、
安全性や耐久性に対しまして充分余裕をもって設計しております。
また、実負荷にて開閉100万回のテスト確認済です。
製品の寿命を考える上で、特に考慮すべき本体構成部分としては、
両機種とも共通してモーター本体及びギアヘッド部分と、
片引き用「SAVER」の動力伝達部分であるシンクロベルト、
開き戸用「TALES」のエクスパンションアーム(伸縮部)があります。
以下は設計上の耐久性に関しましてのご説明になります。 |
| ・「SAVER」「TALES」モーター部分 |
メーカー仕様書の定格以内での使用につきましては、
連続動作時間10,000時間の寿命が保証されております。
また、必要があればモーターの交換も可能な仕様になっております。 |
| ・「SAVER」「TALES」ギアヘッド部分 |
寿命に関してはモーターに比べてギアヘッドの方が問題となります。
ギアヘッドの寿命は主として軸受磨耗によるところが多いのですが、
摩擦を少なくするためにボールベアリングを使用いたしまして、
定格内の設計に対しては連続動作時間5,000時間が保証されています。
また、必要があればギアヘッドの交換も可能な仕様になっております。 |
| 主な特性の許容値との比較 |
| 項 目 |
許 容 値 |
実 使 用 値 |
| 常用トルク |
中程度の衝撃負荷時
16.7Kg-cm |
中程度の衝撃負荷時
2.2Kg-cm |
| ベンディング荷重 |
14.8Kgf |
5.7Kgf |
| スラスト荷重 |
3.0Kgf |
0.2Kgf |
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| ・片引き用「SAVER」シンクロベルト |
シンクロベルト寿命は、メーカー仕様上明確に規定されていません。
ただ、一般的推定寿命参考値として10,000時間程度が想定されます。
設計の手順からは、設計動力の計算を行い、
それからベルトの形状適合性が十分であるかどうか等を判定します。
Pd=Pt×(K0+Ki+Kr)
Pt :電動動力 0.006kw
K0 : 負荷補正計数 1.6(ベルトコンベアと同じとした)
Ki :アイドラー補正計数 0
Kr :速比補正計数 0
= 0.009kw
使用しているXL型ベルトでは、
pd=0.025kwまでメーカーは推奨しています。
本製品のpd値は0.009kwですので、3倍近く余裕があります。 |
| ・実稼動時間と部材強度、部品メンテナンスに関して |
1回動作5秒設定としますと、1往復には10秒かかりますので、
通算動作時間5,000時間では180万回往復となります。
仮に設置場所での開閉頻度が、1日40回往復と仮定しますと、
1年あたりの通算動作時間は40.5時間となり、
通算動作時間5,000時間の場合には、耐用年数123年分となりますので、
設計上の数値としては十分に余裕があります。
片引き用「SAVER」のシンクロベルト材質は
異種ハイブリッド素材の利用で、断裂や伸縮、耐蝕に強く
強度的には引張り180Kgに耐え得る仕様になっています。
開き戸用「TALES」のエクスパンションアーム(伸縮部)は、
ステンレス製の鋼材と連結部材を使用していますので、
強度のみならず耐蝕性にも優れています。
また、全てのパーツが交換が可能な部品になっております。
メンテナンスにつきましては、従来型の自動ドアに比較して、
安価でスピーディな対応が可能になっております。 |